成功する 家創りの ヒント満喫 (高気密・高断熱って何?その2)
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皆さん この言葉を聞いて どう思いますか。
「この家は、高気密高断熱で。 と聞くと それだけで、良い家だと、思ってしまいませんか ?」
どお 思いましたか。 人それぞれ でしょうが。 皆さん この言葉を聞いて どう思いますか。 「この家は、高気密高断熱で。 と聞くと それだけで、良い家だと、思ってしまいませんか ?」 どお 思いましたか。 人それぞれ でしょうが。 だいだいの 人たちが そう 思っているそうです。 そう 人は 高いと 良い物だと 思ってしまうらしいです。
わたしも 良く 勉強していない 代物なら そう 思っちゃいますもんね。
それでは 今回 「関西自然住宅推進ネットワーク会報」に掲載から 送り したいと 思います。 今回は 私の 意見感想は 入っておりません。
高気密・高断熱の考え方
99年度に関西自然住宅推進ネットワークが開催したセミナーの質問の中で、今後我々が建物をつくって行く中で避けて通れない問題についての質問がありました。いろいろな意見があると思いますが、私なりの考え方で返答したのですが、会員の中でもいろいろと議論をしたいと思いますのでその回答を一部修正して投稿をしました。
問い: 高気密・高断熱の必要性が良く分からないのですが?
回答: まず高気密・高断熱という言葉についてですが、どのくらいの気密性能を持って高気密というのか、またどのくらいの断熱性能を持って高断熱というのかの明確な定義はありません。
高気密・高断熱は、基本的に建物から熱が逃げないようにするにはどのような事を行えば有効なのか、また計算により熱損失を把握するためにはどのような前提が必要なのかを元に考えられた概念です。
気密化住宅とは、気密シートなどで気密化工事を行った住宅のことを指します。気密性能は住宅から空気が圧力差などによってどの程度出入りするのかを評価するもので、施工精度に大きく左右されるため机上の計算では把握できません。 そのため実際に大型のファンを使って建物に圧力をかけ、外部との気圧差を測定することにより「相当隙間面積」を算定します。
それを建物の面積で割り「m2当たりの相当隙間面積」を算定し、その数値でその建物の気密性能を評価します。実際には5cm2/m2程度以下の住宅を「気密性能がある住宅」と考えているようです。(建設省の次世代省エネ基準)
ではなぜ気密化が必要なのでしょうか。8月の勉強会では講師の内田氏より、小樽工業大学で「気密化した住宅」と「気密化していない住宅」の実大試験を行ったところ、相当な熱損失の差があったとの報告がありました。すなわち、隙間風などをなくし熱の損失を押さえることが、高断熱化と比較しても熱損失を押さえるのに有効な手段であることが確認できたとのことです。
また気密化の目的は熱の移動を計算するのに不確定な要素を排除することにも主眼が置かれているように思います。 すなわち隙間風による熱の損失を定式化する技術がないため、きっちりと密封して換気扇による空気の入れ換えしか起こらない状態にしておくことで、計算上の熱の移動がより正確に把握できるであろうとの考え方です。
気密化に対して断熱化の必要性は理解しやすいと思いますが、断熱化工事の目的は、室内と屋外の熱の移動を押さえるためです。断熱化された壁、床、天井や窓部分などの開口部からの熱損失を把握することで、建物から逃げて行く(もしくは屋外から取り込む)熱の計算を行うことが可能です。 それを部位毎に計算すれば、そのトータルとしての建物の熱損失を算定することが可能です。 当然換気扇からの熱損失も換気量が把握できれば、その熱損失に加えることができます。 そうやって計算した熱損失を、建物の面積で割ることで「熱損失係数=Q値」を求めることができます。この熱損失係数を持って、どの程度の断熱性能を持った建物なのかを知ることができます。
「高気密・高断熱」住宅が必要なのかどうかという議論の前に、私たちはそのような建物の評価方法があることを十分に理解しておく必要があります。 環境問題も含め省エネルギーの考え方からすれば、建物で消費されるエネルギー(特に住宅)を押さえることは効果的であり、現在の所まだまだ改善できる要素があると政府は考えています。(実際には日本の総エネルギーの1%程度の削減にしかならないそうですが)そのことからも政府の施策では「高気密・高断熱」を高く評価しています。
そのような土壌の中で、私たちは「気密性能や断熱性能」をどう捉えて行くのかが問われていると思います。
どのような気密性能を持った家が必要なのか、どのような方法でどの程度気密化をするのか(マンションなどは相当な高気密住宅です)、またどのような断熱性能が必要で、どのような断熱材をどの程度必要とするのか、これらを建設省の基準などを鵜呑みにするのではなく、その建物に住む人の意向をよく把握して判断しなければならないと思います。
気をつけなければならないのは、「高気密・高断熱」することによる弊害、特に関西では夏季のオーバーヒート現象を押さえるために日射の制御をどのように行うかが問われます。 また窓を開ければ「高気密・高断熱」住宅も「ただの家」になります。当然季節によっては窓を開けている事も多いと思います。そのような状態の時の熱環境をどのように評価するのかも重要だと思います。
最後に関西で日射の制御をなんら配慮せずに建てた為に、非常に住み難い住宅になり「欠陥住宅」として相談に来られた実例を紹介します。この住宅は相談を受けてから測定を行ったところ2.4cm2/m2の気密化性能があり、その面では非常にすぐれていました。断熱材も壁には100mmのウレタン樹脂断熱材、床下には30mmの同材、2階の天井には吹き込み型の断熱材200mmが施工されており、公庫基準で言えば北海道並の性能を持った家でした。
しかしながら殆ど庇もなく南西角に外壁が向いていて一日中窓(ペアガラス)から日射が入り込み、加えてこれまでの生活習慣から昼間には窓を開けて生活することにより、室温が外気温同程度になります。 また夜に虫が入ってくるなどの理由で窓を閉めることもあって一旦入った熱が(高断熱ゆえに)外に逃げ出さないようになり、朝方には外気温より室内の温度が高くなるという現象があらわれています。 また室内の家具や内装材に蓄熱することにより、輻射熱が室内側に向かって出ている為に、非常に暮らし辛い環境になっていると想定されます。(冬季であれば、暖かい輻射熱は理想的なのですが)
このように高気密・高断熱の住宅は、その地域や日射のコントロール、入居者の生活状態など様々な要素を解決してゆかないと、結果として良好な住環境をつくり得ないということになります。
そのことも含めて、十分に技術を理解して我々が取り入れるべき考え方は取り入れる姿勢が必要になるのではないかと思います。
いかがだったでしょうか。 大変 勉強に なりますね。 |
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